パッガパオムーサップ (ガパオライス|バジル炒めごはん)とは
タイの聖なるバジル(英語でホーリーバジル)=ガパオと肉類やシーフードを炒めたものと目玉焼きをライスに盛りつけた、タイ料理です。だからガパオ(タイのホーリーバジル)が入っていないものは正確にはガパオライスとは呼べない。ガパオは食べると蚊を寄せ付けなくなるとか一家にガパオがあれば病気にならないとか言われています。タイでは何を食べるか迷ったら、とりあえずガパオライスにするって感じで定番中の定番です。たぶん日本人のラーメンのようなもの。
現地の味はプリッキーヌ(意味はネズミの糞)と呼ばれる小さくて辛味に強い唐辛子を使っていて日本人にはかなり辛い味付けです。
味付けはシーズニングソースと呼ばれるタイの大豆醤油を使っていますが、ナンプラーを使うガパオライスレシピもあります。
パッガパオムーサップ (ガパオライス|バジル炒めごはん)のレシピ
材料(2人前です)
白飯(タイのジャスミンライスが良いが日本米でもOK)
豚挽き肉 80g(粗挽きだとなお良い。鳥でも牛でもOK)
プリッキーヌ 4本(辛さは調整して、日本の唐辛子でもOK)
にんにく 2片
生姜 ニンニクと同量
いんげん豆 6本
玉ねぎ中 1/4個
ガパオ20枚 (約10gざっくり一掴み)
卵 2個
砂糖小さじ1
Aチキンスープの素小さじ1を水大さじ4で溶く
Aオイスターソース大さじ1/2〜1
Aシーズニングソース大さじ1(醤油で代用可)
Aナンプリックパオ小さじ1(省略可、旨み・甘みがでる)
コショウ
サラダ油大さじ1
あれば、パクチー
ガパオライスの作り方
調味料Aは混ぜ合わせておく
いんげん豆は5mm幅程度に切る。
玉ねぎは火が通りやすいように、薄め(数mmほど)の半月切り
プリッキーヌとにんにくはビニール袋に入れてつぶす。
石臼があればそれでつぶす。
(つぶす方がみじん切りより辛くなります)
フライパンを熱し、あぶらをひく。
卵を大目の油で揚げるように焼く。中は半熟にして、お皿に移しておく。(これは最後に作っても良い)
プリッキーヌとにんにくを炒める。焦がさないように。
中火でこんがり炒めれば少しジャンキーな味に、弱火で炒めれば、上品な味に。
冷凍のガパオここで。ガパオをいれてカリカリに揚げておく。
たまねぎを入れて軽く火を通したら、肉をいれ、砂糖を入れて炒める。砂糖を焦がし気味でキャラメリゼ効果でうまみがアップします。
いんげん豆を入れて炒める。
水で溶かしたチキンスープ、オイスターソース、シーズニングソース、ナンプリックパオをあらかじめ混ぜておいたAを入れて味を見る。
シーズニングソース(醤油)やオイスターソースの種類によって味が変わってくるので、あくまでこの分量は目安に自分で味を決める。最後にお好みで胡椒を振る。
(生ガパオの場合はここで入れてさっと火を通したらできあがり。)
ご飯にぶっかけて、卵も乗っけてできあがり。パクチーあったら、飾る。
ガパオライスまとめ
タイ料理はレシピがあってないようなものってよく言われています。自分の味を見つけて、作っていけるようになるといいです。まずはたくさん食べて自分の理想の味を見つけることですよー。
コメント