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海外でスマホが盗難(ひったくり)にあったら海外旅行保険で保証されるか

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2015年10月、世界一周中に僕の大事な大事なスマホiPhone6が盗難にあいました。

損保ジャパンの海外旅行保険に入っていたのでその時の様子を紹介します。

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なぜスマホが盗難(ひったくり)にあったのか

カンボジアのプノンペンを旅している時でした。

カンボジアのプノンペンは治安が良くないことは頭に入っているつもりでした、まさか自分が盗難(ひったくり)にあうとは思ってもいませんでした。盗まれてもすぐに取り返せるとでも思っていたのでしょうか。

スマホが盗難(ひったくり)にあった当日、私は数日間前から体調を崩してゲストハウスに篭っていて、元気になったこともありウズウズしていました。体調が良くなってきたので観光に出かけました。まず最初にプノンペン商業銀行に口座開設をしに。時間があったのでそのあと、セントラルマーケットへ行ってみることにし、泊まっていた安宿で自転車を借りてセントラルマーケットへ出かけました。

時々、スマホの地図アプリで場所を確認しながらメインストリートであるモニボンストリートを進んでいきました。

信号で止まっている間に現在地を確認しようと道路の側道でスマホを操作していた時、

スワイプしていた右手を押しのける軽い衝撃。

そして、次の瞬間、左手で握っていたはずのスマホが奪われていることに気づきました。

そう、隣にいたバイクの二人乗りの男達にスマホを奪われたのでした。

彼らは赤信号の交差点を右折し(カンボジアは右側通行でたぶん常時右折可)逃げていきます。

「ちょっ待てよー!」

キムタクバリのセリフを吐いて自転車で追いかけようと試みましたが、この借り物の自転車、ギヤが壊れていて、変速が一番軽いギヤのみなんです。

追いかけても追いつけないことを一瞬で悟りました。

盗難(ひったくり)にあったらどうすべきか

頭が真っ白になりましたが、とりあえず、急いで宿に戻ることにしました。

暗証番号か指紋によるロックがかかっていましたがスマホには大事なデータがたくさん入っていたので、データが心配でした。

ノートパソコンを持っていたのでまずは、ネットで調べてどうすればいいか考えました。

まず、iPhoneは「iPhoneを探す」という機能で位置を確認できますが取り返すのはどうせ無理だと思ったので、「iPhoneを探す」は使わずに、リモートコントロールでiPhoneのデータを消せるみたいなのでiCloudにログインしてiPhoneがWi-Fiに繋がった時にデータを消すように操作しました。

データはこれで消せます。

バックアップは3週間ほど前になってしまいますが、ノートパソコンにあります。

万が一のために入っていた海外旅行保険の携行品損害で盗まれたスマホの代金の保険が降りるか調べました。

海外旅行保険の携行品損害に必要な書類

盗難(ひったくり)にあった場合、1つの携行品につき10万円まで保険が降りることがわかったので、必要書類を手に入れなくてはならなくなりました。

 

携行品損害に必要な書類は

携行品を買った証明書類

レシート、クレジットカードの明細などなくても大丈夫な場合がありますので、保険会社に聞いてください。

ポリスレポート(盗難証明書)

これが一番重要です。現地の警察に行って発行してもらう必要があります。

カンボジアの警察は腐敗していることで有名です。給料がやすいため、賄賂を要求してお金を稼いでいるなど悪い噂を良く耳にします。

最初自力でツーリストオフィスにいきましたが、見つけることができず。

宿のマネージャーに相談したところ、警察は英語が苦手な人が多いので、宿専属トゥクトゥクドライバーに連れて行ってもらい、トゥクトゥクドライバーの方から警察に事情を説明してもうことになりました。

トゥクトゥクドライバーに盗難にあった所轄に連れて行ってもらい、拙い英語で事情を説明し、なんとかポリスレポートを手にすることができました。

この時、トゥクトゥクドライバーの提案で警察に5ドル渡しました。(賄賂)

お金は返ってくるがデータは返ってこない

結果的に、お金は満額10万円が保険会社から私の銀行口座に振り込まれて戻ってきました。

ただし、iPhoneに入っていた写真や動画などのデータがバックアップを取っていない3週間ほど消えてしまいました。

まとめ

路上でスマホをみても大丈夫な地域か考える。

盗難(ひったくり)にあった時は追いかけない。

データはノートパソコンやクラウドでこまめにバックアップを取る。

ポリスレポート(盗難証明書)を警察に発行してもらう。

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