2019年3月にカンボジア、シアヌークビル近くのロン島で日帰りファンダイブをしてきました。ロン島でのスキューバダイビングについて紹介します。
この記事では
|
について詳しく書いています。
ロン島ってどんな島
カンボジアの秘境と呼ばれるロン島はシアヌークビル沖にある島で、実際はロン島とロンサレム島の二つの島があります。
外国人に人気のロン島
ロン島は欧米人に人気で、ゲストハウスなどの宿泊施設やバー・カフェなど充実していて、夜は毎日パーティーが繰り広げられるパーティー島です。
ロン島は島が広く、道路が整備されていないため、島内の移動はボートを使ってビーチ間を移動する形になります。
ビーチに関しては、フェリーターミナルがあるトーイビーチにしか行っていませんが、トーイビーチはバーやゲストハウスがたくさんあり賑わっているだけあって、ビーチの綺麗さはイマイチでした。
途中で停泊するロンサレム島は静かでのどか
ロンサレム島は静かな島でカンボジア人に人気の島です。ゆっくり、ぼーっとしたい人にはロンサレム島がおすすめです。
シアヌークビルからロン島への行き方
シアヌークビルからロン島へはフェリーでの移動のみになります。
フェリーの料金は往復20ドル、片道10ドル。
所要時間はロンサレム島まで30分、ロン島まで45分程度
運行頻度は1日3往復
日帰りの場合は朝7:30の便に乗って、帰りは一番遅い16時の便で帰れば日帰りで楽しめます。僕は日帰りでファンダイブ(2ダイブ)をしましたが、この便で余裕でした。
シアヌークビルのフェリーターミナル前のレストランの所にフェリーのチェックインブースがある。
乾期でベストシーズンのためか結構フェリーは混んでいた。クメール人が多い。
ロン島でのダイビング料金
今回はシアヌークビルのダイビングショップで申し込みました。
2つ回ってみましたが、一店舗目が95ドル、2店舗目が80ドルでした。
料金に含まれているもの
- 往復フェリー代
- 2ファンダイブ
- レンタル機材
- 昼食
料金に含まれていないもの
- 朝食・夕食代
- チップ
- 保険料
チップ文化がないカンボジアはチップ上げる必要もないのかなと思いますがどうなんでしょう。
ロン島、日帰りファンダイブについて
ダイビングで疲れるのと空腹だと船酔いしやすいので朝食は食べてから行きましょう。
フェリーターミナル横のレストランカフェ、屋台でおかゆや焼きそばなど出ていました。
まずはフェリーのチェックインを済ませて、チケットから首下げラミネートカードに交換してもらいます。それが乗船券になります。7:30ころ乗船開始。
30分ほどでロンサレム島に到着です。ここで降りるのはほとんどクメール人で外国人は次のロン島へ向かいます。そのまま船に乗っていればOK。
15分ほどでロン島に到着します。
降りると桟橋の脇に今回お世話になるKoh Rong Dive Centerが店を構えています。
欧米人がインストラクターや受付など全てやっていました。カンボジア人は機材の搬入やボートスタッフをやっていました。
リフレッシュダイビングをする場合は+15ドルで95ドルと言われました。 僕らは今回普通のファンダイブをやります。
受付で昨日支払った領収書を見せて、予約の確認をしてもらいます。。Cカードの提示を求められて、ライセンスの確認もされます。友達はCカードを忘れてきましたが、写真で大丈夫でした。同意書にサインをして受付は終わりです。
最悪Cカードを忘れてもPADIのネットワークで確認できると昔聞いたことがあるので、大丈夫だと思いますが、もし忘れた場合はダイビングショップに予約の際に確認してみてください。
その後、機材を選びます。
ウェットスーツのサイズを伝えて試着をします。フィン、マスク、BCDなども合わせてみます。ウェイトも重さを訊かれるので、普段使っている重さを伝えましょう。僕はすっかり忘れていましたが、普通で4Kgらしいので4Kgにしました。ダイビング中も問題ありませんでした。
準備がみんな整ったら出発です。
出発するとすぐにみんなでBCDとタンク、レギュレーターを繋いで準備をします。久しぶりのダイビングで全て忘れていました。インストラクターに教えてもらいながらセットも無事完了。
今回は僕と友達、他に日本から来ていらした日本人カップルの4人でのファンダイブでした。
インストラクター一人とインストラクター講習中の方の二人の白人の方がガイドしてくれます。
ダイビングはロン島周辺でした。ボートで20分前後移動した場所がダイビングスポットでした。
機材を背負い、バディチェックをします。
準備が整ったら、BCDを膨らませ、ボートからジャイアントステップでダイブします。
インストラクターと一緒に下へ降ります。久しぶりでしたが、耳抜きも問題なく順調でした。
水深15mほどのサイトで魚影はあまり濃くありませんでした。
透明度は5mほどであまり透明度は高くありませんでした。
1本目50分ほど潜って終了。流れもそんなになく難しくないダイビングでした。
食事休憩を取ります。野菜炒めライス弁当でした。予約時にベジ、ノンベジ選べるので、肉を食べない人はノンベジが選べます。
水、コーヒー・紅茶はセルフサービスでいつでも飲めました。
昼食をとって、少しお昼寝を甲板でして、二本目。
2本目は島に近いところで、海底は砂でした。
一緒に参加された女性が海底に膝をつけたところ、非常に強い痛みとともに足が赤く腫れていました。魚にやられたようです。治るまで数ヶ月かかるとのことでちょっとかわいそうでした。
2本目は水深10mほどと浅めの場所でのダイビング。
久しぶりのダイビングでしたが、楽しめました。
最後にログを書いてもらい、終了でした。機材の跡片付けは全てスタッフの方がやってくれるのでファンダイブは楽です。
午後3時頃終了して、帰りのフェリーの時間が午後4時だったため、近くのカフェでのんびりして過ごしました。フェリーターミナル周辺はカフェ・バーだらけなので困ることはありません。
wi-fiは確認してないのでわかりませんが、SIMを刺していたので、ボートの上でもスマホでインターネットはできました。
参考記事:【カンボジア】プノンペン空港でおすすめのSIMカード購入ガイド(Smart,metfone,Cellcard,seatel)
シアヌークビル|ロン島ファンダイブで必要なもの
- タオル
- 20ドルほど。お菓子、食事、ドリンク代
- スマホ
- 着替え
- 水中カメラ(GoPro等)
- 日焼け止め
- サングラス
今回、Goproを持って行きましたが水中で綺麗に撮れるので便利でした。
シアヌークビル|ロン島ファンダイブまとめ
ロン島でのファンダイブは日帰りでも可能ですが、時間があるなら、ロン島での宿泊をおすすめします。
シアヌークビルは中国人の街と化してきて物価も異常に上がっています。カジノ目的以外でシアヌークビルに宿泊する意味がないと思います。
ロン島のダイビングシーズン
ロン島のダイビングシーズンは乾期に当たる11〜5月。ただし、3月〜5月は気温が35度超えてくる酷暑になってきます。
ロン島の透明度
透明度に関しては11〜5月で平均して7m。良い時で15m。僕が今回ダイビングした時は5mでプランクトンなのか小さなゴミがたくさん舞っている状態で少し透明度は残念でした。
ロン島の水温
水温は30度でハーフのウェットスーツでOKなのが楽でした。水着でダイビングしている人もいました。
カレントもほとんどなく穏やかな流れでしたので初心者にもおすすめのダイビングスポットです。
サンゴ礁や魚影に関してはあまり期待できません。
以上、シアヌークビルからロン島への日帰りファンダイブの体験レビューでした。カンボジアは負の遺産や世界遺産のアンコールワットが有名ですが、ビーチリゾートでスキューバダイビングも体験できますよ。
ライセンスを持っていなくても体験ダイビングもできますので、興味があったら試してみてください。
コメント