海外で旅行に出かける時、海外から帰ってきた時、日本で両替が必要な場合にオススメしたい両替所「インターバンク」について紹介します。
この記事のポイント
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海外旅行に行く前の準備で外貨を用意する
僕は基本的に海外旅行前に日本で外貨準備はしません。
理由は以下の通りです。
- 日本の両替レートは海外より悪いことが多いから
- 日本円を持っていけば海外の両替所で良いレートで両替できるから
- クレジットカードの海外キャッシングで海外のATMから引き出せるから
日本円とクレジットカードを持っていけば困ることはありません。今時ATMがない国はないですからね。うーんと田舎の地域に行ったら別ですよ?日本でもありますよね。山奥に行ったらATMがないとか。
旅行先によっては現地で日本円が両替ができない
カナダ、アメリカ、東南アジア、東アジア、ヨーロッパへ旅行へ行くのには問題ないんですが、アフリカや、中央アジア、中南米に行くと日本円の両替が出来ないか、出来ても、めっちゃくちゃ両替レートが悪いかのどちらかです。
そういう国に行く場合は日本でドルかユーロに両替するのが良いでしょう。
僕の行った国での経験だと、米ドルを持っていれば困ることはありません。世界は米ドルを中心にまだまだ動いています。東アフリカの国なんて、自国のビザ申請に米ドルでの支払いしか受け付けなかったりしてます。
日本の銀行で両替してはダメな理由
日本の銀行で両替は基本的にしちゃダメです。
両替してもいいですけど、両替レートでめちゃくちゃ損します。
今回紹介する東京|秋葉原にある両替所「インターバンク」と「大黒屋」、「ドルレンジャー」、三菱UFJ銀行と比較してみましょう。
インターバンク (秋葉原) |
大黒屋 | エクスチェンジャー(オンライン) | 三菱UFJ銀行 | |
米ドルUSD | 112.38 | 114.02 | 112.37 | 114.81 |
ユーロEUR | 127.48 | 130.62 | 127.47 | 130.60 |
人民元CNY | 16.59 | 18.70 | 16.70 | |
韓国ウォンKRW | 0.0989 | 0.1137 | 0.0988 | 0.1138 |
香港ドルHKD | 14.24 | 16.69 | 14.27 | 16.71 |
台湾ドルTWD | 3.74 | 4.1239 | 3.728 | |
英ポンドGBP | 146.98 | 156.69 | 146.97 | 158.68 |
カナダドルCAD | 83.58 | 93.62 | 84.14 | 92.61 |
オーストラリアドルAUD | 80.58 | 89.82 | 80.57 | 90.00 |
ニュージーランドドルNZD | 76.98 | 取扱なし | 76.97 | 84.51 |
シンガポールドルSGD | 82.78 | 88.63 | 82.77 | 88.61 |
タイバーツTHB | 3.64 | 3.93 | 3.608 | 4.00 |
インターバンクとエクスチェンジャーのレートがとても良いのがわかりますね。
10万円替えてみると違いがわかります。
韓国ウォンを4店舗で10万円分両替したとするといくらになるか比較してみましょう。
100,000円÷buyのレート=もらえる韓国ウォン
インターバンク | 大黒屋 | エクスチェンジャー(オンライン) | 三菱UFJ銀行 |
1,011,100ウォン | 879,500ウォン | 1,012,150ウォン | 878,700ウォン |
かなりの差が出るのがわかりますね。
1万円以上変わってきます。
米ドルとユーロは銀行や大黒屋で両替しても許容範囲の差ですが、他の通貨は両替するだけ損です。
インターバンクの両替レートが一番良い
結局インターバンクで両替するのが一番良いです。東京在住の方、東京経由で海外旅行する方はインターバンクで両替してから海外旅行に行きましょう。
東京以外の地方在住の場合でも、インターバンクで両替が可能です。
インターバンクでは通信販売(外貨の郵送)が可能です。概ね10万円前後(通貨による)以上両替することにより、送料が無料になります。送料がかかる場合でも、300〜500円です。
インターバンクで両替可能な通貨
インターバンクで扱っている通貨は12通貨しかありません。
- 米ドル
- ユーロ
- 中国人民元
- 韓国ウォン
- 香港ドル
- 台湾ドル
- イギリスポンド
- カナダドル
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
- シンガポールドル
- タイバーツ
以上です。
それ以外の国へ行かれる場合は日本円を持参、もしくは米ドルに両替してから行くのが良いでしょう。
東南アジア(フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシア、ラオス、ミャンマー)であれば、現地で両替の方が両替レート的に良いと思います。カンボジアは米ドルがそのまま使えます。
クレジットカードの海外キャッシングは手数料が案外安い
クレジットカードの海外キャッシングも一つの方法です。
特に世界一周や長期間海外旅行や長期間海外に滞在する場合、多額の現金を持って海外にいるのは盗難のリスクがあるのでオススメ出来ません。
僕が世界一周していた1年半の期間も常に海外キャッシングをしていました。ゲストハウスなどの安宿に宿泊したり、バスで移動したりしていましたので、常に盗難のリスクを考えて、不必要な現金は持たないようにしていました。
海外キャッシングのコストについて
海外キャッシングには以下のコストがかかってきます。
- 海外ATM利用料
- キャッシングの利息(年18%)
がかかってきます。
海外ATM手数料
三井住友VISAカードの場合、1万円以下で108円、1万円超で216円の手数料がかかります。
キャッシングの利息
キャッシングは一時的にお金を借りていることになるので、年率18%の利息がかかります。月に直すと1.5%です。10万円分の海外キャッシングした場合、1日あたり49円の利息が発生します。30日で返済すると1,480円の利息を払わなければなりませんが、もし、日本の銀行で10万円分ドルを両替した場合、仲値レートから +3%の両替レートで両替になるので、約3,000円の手数料を払っていることになります。
キャッシングの利息は安いです。
キャッシングは早期返済で利息を最小限に出来る
キャッシングすると1日ごとに利息が発生すると説明しました。海外キャッシングをすると次の請求時に全額請求されて、その請求日までの利息が発生します。
キャッシングには早期返済が出来るようになっているので、使ったら、すぐに早期返済をすれば利息は限りなく安く抑えられます。
早期返済にはクレジット会社の指定の口座に振込が必要になります。
早期返済はオンラインで手続き可能なクレジット会社も増えていますし、ネットバンキングが使える銀行口座を持っていれば、海外にいながら、早期返済が行えます。
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