今度ロサンゼルスに行きます。アメリカの入国審査は厳しいと聞きますがどうですか?
英語が苦手です。
ビザが必要?
ESTAが必要?
入国審査の流れは?
どんな質問をされますか?
準備することはありますか?
こういった疑問にお答えします。
この記事でわかること
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ロサンゼルス空港の入国審査の流れ
ランディング
飛行機が到着したら、飛行機から降りて「Immigration」の看板に向かって歩きます。みんな同じところに行くはずなので、流れに沿って歩けばOK。
入国審査のキオスク
アメリカ国籍と外国人(foreign passport)で列が別れているので、日本人は当然外国人の列へ。
自分で操作するキオスクがたくさん並んでいるので、キオスクを操作します。
キオスクからレシートが出てきたらそれをもって次へ。
キオスクの操作については後で詳しく解説します。
入国審査官による入国審査
入国審査官による入国審査へ。
自分の番になったら入国審査官の前へ。
まずは、レシートとパスポートを提出します。
入国審査官から質問がいくつかあります。英語でされますが、慌てずに答えましょう。
英語がわからない場合は、「もう一度ゆっくり言ってください(Could you say slowly that again?)」と伝えましょう。
入国が許可されるとパスポートにスタンプとレシートにもスタンプが押されます。
また、英語が苦手な方は最初に「英語が苦手です。(I’m not good at English)」と最初に言っておくといいかも。
というより、あらかじめ聞かれる内容を紙に書いて見せるのが一番確かだと思います。
あたふたしていると別室行きになってしまうので。
紙に書く内容は「事前準備しておくこと」のところで詳しく触れます。
バゲージクレーム
次はバゲージクレームで預けていた荷物を受け取ります。
自分の荷物がターンテーブルから回ってきたら、タグの番号を確認して、自分のものであることを確認してから、受け取ります。
預け荷物がない人はそのままスルーでOK。
税関審査
税関で申請するものが特になければ、キオスクから出てきたレシートを渡して素通りになります。
アメリカは食品の持ち込みを厳しく制限しています。
食べ物をもっているか聞かれるので正直に答えましょう。
持ち込み禁止食品
- 肉製品(豚や牛や鶏)サラミ、ハム、ビーフジャーキーも
- 乳製品(牛乳など) ※乳幼児用粉ミルクは除く
- 果物、野菜、植物、種
- チーズ
- 卵
- 食品成分が記載されていない食品
肉製品は肉のエキスが入っている食品すべてダメになります。コンソメ味のポテトチップスも持ち込み不可です。
一般エリア(到着ロビーへ)
税関を抜けると一般エリアです。
APC(自動パスポートコントロール)キオスクの使い方
入国審査でキオスクへ
入国審査はパスポートの読み取りをセルフで行います。
自分の番が来たら空いているAPCキオスクの前へ。
言語を選択
まずは言語を選択。日本語を選択しましょう。
質問に答える
質問が画面に出るので、YesかNoで質問に答えます。
パスポートをスキャン
キオスクにパスポートをスキャンするスキャナーがあるので、パスポートをそこに押し当ててスキャンします。
パスポートカバーはとったほうが、きちんとスキャンできます。
パスポートをスキャンするとパスポートの内容が読み取れられて、文字情報で画面に表示されます。
合っていれば「確認」を押します。
渡航目的
渡航目的を選択します。
選択肢は
- Business(仕事)
- Pleasure(観光)
- Other(その他)
多くの人はまんなかのPleasure(観光)になるかと思います。
指紋認証
右手4本指から指示に従って、指紋をとっていきます。
顔写真撮影
カメラで顔写真撮影します。帽子は取らないといけません。
カメラの高さは自動で調整されます。
家族が一緒か
家族が同伴か聞かれます。
YesかNoで答えます。
入力内容の確認
最後に正直に入力したか確認あるので、間違えなければYesを。
便名の確認
自分が乗った便名(フライトナンバー)が表示されるので、合っていればYesを押して終了。
レシート受け取り
あなたのパスポート読み取りと質問が完了した証明のレシートが、プリントアウトされます。
それをもって、入国審査官のところへ。
入国審査官でよく聞かれる質問
質問のパターンは決まっています。きちんと答えられれば問題なく入国できるはずなので、あらかじめ予習して質問に臨みましょう。
滞在期間
How long are you staying? どのくらい滞在しますか?
1 weekとか1monthとか 答えましょう。
渡航目的
What’s the purpose of your visit? 渡航目的はなんですか?
Sightseeing. 観光です。
Business ビジネスです。
滞在先
Where are you going to be staying? 滞在先はどこですか?
ホテル名を言いましょう。予約確認書を見せても良い。
帰りの航空券の有無
Do you have a return ticket? 帰りの航空券はもっていますか
Yes はい。
予約確認書のメールでも見せればOK
旅行行程
滞在期間が長い場合はロサンゼルス以外にも行くのか聞かれます。
滞在予定の都市と滞在期間を答えましょう。
職業
What’s your occupation? 仕事はなんですか?
Businessman 会社員
Self employed 自営業
Freelance フリーランス
所持金
How much money do you have on you? 所持金はいくら持ってる?
1,000 dollars
ある程度多いほうがいいが嘘はつかないように。中身を確認されて、嘘だったら別室行きです。
入国審査官の前で怪しまれないために
- 声は大きく。
英語が苦手でも大きな声で話しましょう。 - 簡潔にわかりやすく伝える。
何を言っているか分からないと、別室行きになります。 - 分からない場合は、必ず聞き返す。
質問が理解できていないのに適当に答えると、嘘を付いていると思われて怪しまれます。 - 無職はダメ。
何かしら職業を書いたほうが無難です。
渡航前に準備しておくこと
ESTA
アメリカへのノービザ入国の場合には、ESTAと呼ばれる電子渡航認証システムへの事前申請が必要です。
日本語のサイトがあるので、自分で申請できます。申請費用は14ドル。渡航の72時間前までに申請すること進めています。
1度申請すると2年間有効です。ただし、パスポートを変更すると再度申請が必要になります。
帰りの航空券
アメリカへ行く場合には帰りの航空券が必要です。
入国審査で提示を求められる場合もあります。
アメリカ後の行き先が決まっていない場合はキャンセル無料の航空券を予約することも可能です。
>【ダミーチケット】ANAのキャンセル無料のチケット購入の仕方徹底解説(日本語サイト)
ホテルの予約
アメリカでは宿泊先が決まっていないと、入国審査で止められる原因になります。
必ず宿泊先を予約してから行きましょう。
ホテルの予約>エクスペディア
日程表
日程表を英語で書いて、持っていくとスムーズでしょう。
英語の質問に対して口頭で答えられればいいんですが、英語が苦手な方は、英語の日程表を作っていき、これを入国審査官に見せればスムーズです。
- 日にち
- 都市
- 宿泊先
- 都市間移動の際は移動手段(航空券を予約しているなら便名と時刻)
ノービザでのアメリカ入国ルール
アメリカのノービザでの入国にはルールがあります。1回の渡航で90日間滞在できるからといって、何回も90日ギリギリまで滞在して、なんども渡航していると当然、入国審査で止められるます。
以下でルールを見ていきましょう。
渡航回数制限はなし
アメリカへの渡航回数に制限はありません。
ただ、あまりに頻繁に渡航していると入国拒否の対象になります。
1回の滞在で90日以内
アメリカのノービザでの入国では1回あたり90日の滞在が認められています。
ただし、入国審査で90日滞在予定ですと答えると、必ず何をするのか突っ込まれます。正当な答えを用意しておきましょう。
1年間で180日ルール
1年間で180日ルールは暗黙のルールのようですが、1年間の合計滞在日数が180日以内になるようにしましょう。
一度入国拒否にあうとビザ取得が必要
アメリカは一度入国拒否にあってしまうと、ノービザでの再入国が厳しくなってしまいます。
その場合はアメリカの観光ビザを取得しましょう。ただし、一度入国拒否を食らうと観光ビザの取得も厳しくなるので注意しましょう。
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