世界一周をするつもりです。
世界一周航空券ってどれがおすすめですか?
それぞれのメリットデメリットを知りたい。
ワンワールドがおすすめな理由は?
こういった疑問にお答えします。
この記事の内容
|
世界一周とは?
まず、世界一周の定義について、説明します。
色々な議論がありますが、一般的に世界一周とは
太平洋と大西洋を各々1回のみ渡って出発地に戻ること。
何十ヶ国も回る必要はなく、ぐるっと西か東方向に進んで、地球を一周して帰ってきたら世界一周になるんです。
だから、極端な話、1ヶ月でも世界一周は可能です。
僕の意見としては、世界一周を目指すのではなく、自分の行きたい国々を全部回ることに意味があると思うので、必ずしも世界一周する必要はないと思っています。
あと、多くの国を訪れることだけを目指している人も、たまにいますが、国の数より内容を重視した方がいいでしょう。好きな街には長く居座ることの方が、記憶に残ります。
世界一周航空券の種類
世界一周航空券は3つの航空会社グループ(アライアンス)が販売しています。
- ワンワールド(JAL、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズなど)
- スターアライアンス(ANA、ルフトハンザ航空、ユナイテッド航空など)
- スカイチーム(デルタ航空、エールフランス、大韓航空など)
グループ | ワンワールド | スターアライアンス | スカイチーム |
料金体型 | 大陸制 | マイル制 | マイル制 |
料金 (エコノミークラス) |
3大陸:335,000円 4大陸:354,600円 5大陸:418,800円 6大陸:485,000円 出国税・空港施設利用料・保険料等別途 |
29,000miles以内:358,900円 34,000miles以内:422,700円 39,000miles以内:494,600円 出国税・空港施設利用料・保険料・燃油サーチャージ等別途 |
26,000miles以内:359,100円 29,000miles以内:400,600円 33,000miles以内:481,100円 38,000miles以内:554,100円 出国税・空港施設利用料・保険料等別途 |
特徴 |
|
|
|
利用可能航空会社 | 14航空会社
アメリカン航空 |
28航空会社
ANA |
20航空会社
デルタ航空 |
有効期限 | 最低旅行日数はなし 1年以内 最低2回は途中降機が必要 |
日本出発の翌日から帰国便の出発日までがエコノミークラスは3日以上、ビジネスクラスは10日以上必要。 有効期間1年間 |
最短10日間 最長1年間 |
世界一周航空券のメリット
- 世界一周航空券は1年中料金が固定なので、年末年始、クリスマス、お盆、GWなどのハイシーズンでも料金を気にしなくて良い。
- ルートをうまく組めば、普通に買うよりもお得になる。
- LCCではないので、受託手荷物(預け荷物)を気にしなくても良い。
- ビジネスクラス・ファーストクラスになるとさらにお得感がある。
- ルートが決めやすい。
- 先払いなので、あとで航空券代が足りなくなる心配がない。
世界一周航空券のデメリット
- 自由度が薄れる。(利用都市やフライトルートが限られるため)
- 割安でない場合もある。
- 世界一周中にルート変更をすると手数料がかかる。
世界一周航空券はワンワールドがおすすめな理由
- たくさんの大陸を旅行したいなら大陸制のワンワールドが料金を抑えられる
- イースター島へ行ける唯一の世界一周航空券
- オーストラリアのカンタス航空がある
ワンワールドの世界一周航空券のルール・特徴
- 東廻りか西回りどちらか一方通行。
- 最大16フライトまで。(乗り換え便は2フライトにカウントされる)
- 大陸を6つ分けている。
- 料金は大陸制で訪問する大陸数で料金が異なる。
- 一度出た大陸には戻れない(一部特例あり。ヨーロッパ-アフリカ、北米-南米)
- 日本もアジア大陸(他のアジアの国に行かなくてもアジアで1大陸にカウントされる)
- 最低2回の途中降機。(都市滞在)
- ビジネスクラスが割安。
- 路線変更手数料5,400円。
- 日付変更手数料無料。
- 1大陸で利用できるフライト数(経由地含む)は4回まで。(北米大陸は6回、アジア大陸の途中降機は2回まで)
ワンワールドの世界一周航空券料金
クラス | エコノミー | ビジネス | ファースト |
3大陸 | 335,000円 | 656,300円 | 1,003,300 |
4大陸 | 354,600円 | 780,400円 | 1,182,500円 |
5大陸 | 418,800円 | 895,200円 | 1,370,200円 |
6大陸 | 485,000円 | 978,200円 | 1.495,100円 |
※出国税・空港施設利用料・保険料・燃油サーチャージ等別途
ワンワールド世界一周航空券の手順
行きたい都市・観光地を洗い出す
まずは自分がどこに行きたいのかをリストアップしましょう。
ルートを組む
行きたい都市・観光地を決めたら、航空路線を考えて、空港同士を繋いでいきます。
ルール
|
ワンワールドのサイトでルートを組んで日程も入れてみる。
路線がないときは、そこをLCCで飛ぶことも考えましょう。
フライトを選択
「フライトの選択に進む」をクリックするとルートごとに日程と便名を選択できる。
ルート上で直行便や経由便があるのに表示されない場合は、空席がないか、フライトがないシーズンか、エラーか。
日程変更かルートの変更が必要になる。
世界一周航空券を手配する
ルートも、日程も、便名も確定させたら、世界一周航空券を手配します。
ワンワールドのページでオンラインで申し込むか、電話で申し込むか。
日本からの出発便がJALの場合は、電話のみでの手配になります。
JALマイレージバンク会員専用番号:0570-025-103 (03-5460-3737)
会員以外:0570-025-031 (03-5460-0511)
※8:00~19:00〔年中無休〕/有料
世界一周航空券で予約したい旨を伝えて、出発日時、出発都市、訪問都市、便名を伝えていきましょう。
30分前後と結構時間がかかるので、余裕のあるときに電話をかけましょう。
支払いはクレジットカードになります。電話でクレジットカード情報を伝えましょう。
世界一周航空券を購入すると、マイルがたまります。日本〜東南アジア往復できる分のマイルがたまるので、マイレージカードを作るべきです。
マイレージの申請は事後でも可能です。
カードの申し込み>JALカード
世界一周航空券はこんな人におすすめ
- 旅の計画をきっちり立ててから出発したい
- 世界一周は1年以内で終わる
- LCCはなるべく乗りたくない
- 旅の途中でお金の心配をしたくない
- スーツケースや大きなバックパックを持ち歩く
世界一周航空券がおすすめじゃない人
- 先の予定を立てたくない
- 世界一周を1年以上したい
- 陸路移動が好き
- LCCでも気にならない
- 航空券代金を抑えたい
世界一周航空券まとめ
世界一周航空券はうまく使えば、安く世界一周が可能です。
事前に下調べをしっかりした方が、きっとより濃い世界一周になるでしょう。
世界一周が始まると毎日時間がないので、調べる時間がなかな取れません。
特にワンワールドはイースター島にも行けるし、マイル制なので、大胆なルートが値段を気にせず組めます。
世界一周航空券購入の参考にしてください!
▼マイルを貯めて世界一周
マイルを貯めて世界一周航空券を手にする方法
コメント