タイライオンエアのまとめです。
タイライオンエアを利用しようか悩んでいます。
タイライオンエアはどんな航空会社ですか?
安全ですか?
なんで安いの?
評判は?
手荷物は厳しい?
預け荷物は無料?
座席指定はできる?
予約の仕方は?
成田空港のターミナルは?
関空のターミナルは?
チェックイン時間は?
ウェブチェックインは出来る?
こういった疑問に、年間フライト回数30回以上の僕がお答えします。
この記事のポイント
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タイライオンエアとは
インドネシアのLCCライオンエアが合弁で設立したタイのLCCです。
2013年に設立。
タイ国内を中心に路線を拡大し、2018年から日本〜バンコク線を運航開始。
タイライオンエアは安全?
AirlineRatingsによる安全度格付けの評価
1(危険)〜7(安全)の7段階評価
航空会社 | ’14 | ’15 | ’16 | ’17 | ’18 | ’19 |
タイライオンエア/Thai Lion Air(タイ) | – | – | – | 4 | 4 | 5 |
割と高評価を受けている。
LCCだから安全性にかけるとは判断できない。航空会社それぞれで評価が異なる。
ちなみに、親会社のライオンエアは2018年に墜落事故を起こし、乗客乗員全員が死亡する事故を起こしました。
ただし、タイライオンエアは死亡者を出す大きな事故を起こしたことはありません。
タイライオンエアの安さの秘密
タイライオンエアの安さの秘密について。LCCの安さの秘密でもあります。
- 使用機種の統一
パイロットや整備士の教育にかける費用が抑えられる。部品などの在庫も統一できる。 - 座席数を多くする
座席数を多くすることで一度に多くの乗客を乗せることができる。つまり、機内は狭くなります。 - 機内設備の簡素化
- 無料サービスの廃止/縮小
ブランケット・枕など無料サービスを廃止し、希望者のみ有料で提供する。CAの人員も削減できる。 - 駐機時間を短くする
航空機をなるべく効率的に使うため、空港での駐留時間を短くする。これによって1日でより多くの本数を運行することができる。ただし、遅延の原因になる。 - ネット予約
支店や窓口を減らすことによってそこにかかる人件費を削減できる - 人気空港を避ける
空港着陸料の高い、都心の空港を避け、空港着陸料が安くアクセスの悪い空港を利用する。 - 採算の合う路線だけに絞る
満席になるような人気路線だけに絞って運行することによって、赤字路線を作らない。
こういった無駄なサービスを削減する代わりに航空代金を安く販売しています。
タイライオンエアのネットの評判
- 機内の温度が寒い。上着ないと風邪を引く。
- LCCなのに無料の機内食(軽食)がついている
- モニターが各席にあり。ただし、英語とタイ語で日本語字幕はなし。
- 乗る直前、搭乗ゲートで機内持込手荷物の重量を計られた。
- 成田・関空〜バンコク線以外は使用機材が小さいタイプでシートが狭い。
- ウェブチェックイン出来なかった。
- ウェブチェックインがないので、チェックインカウンターの並びがひどい。
- 預け手荷物無料は廃止になって、今は有料オプション。
- 成田・関空〜バンコク線はUSBプラグがあってスマホ等充電できる。
- CAの接客のレベルが低い。
- コスパは最高。
- ガラガラで3席使って横に眠れた。
- 機内持込手荷物のサイズが30cm40cm20cmとかなり小さい。
- 毛布・枕無し。
- イヤホンなし。
ネットの評判を見ていて思ったのは、LCCを理解していない人は低評価をつけているように感じました。LCCはサービスを省略したり、ギリギリの時間で機材を回しているので遅延も発生しがちです。
この辺を理解していれば、値段の安さに納得できると思うのですが、過剰に期待している人は低評価をつけています。
そういう人は高い運賃を払って、ANAやJALなどのレガシーキャリアを利用するば良いと思います。
機内持込手荷物と預け荷物(受託手荷物)
タイライオンエアの機内持込手荷物について
- キャリーバッグが3辺(40cm×30cm×20cm)
- キャリーバッグの重さの制限:総重量7kg以下
- 個数の制限:キャリーバッグ、ノートPC、ハンドバッグのいずれかの組み合わせで合計2個
預け荷物(受託手荷物)
タイライオンエアでは受託手荷物は有料です。無料ではついてきません。
タイライオンエアは1kgごとに受託手荷物を購入できるので、安く済ませることも可能です。
受託手荷物は個数制限がありません。
1個の最大重量は32kgまで。
サイズは高さ81センチ、横119センチ、縦119cmが最大サイズ
事前座席指定出来る
タイライオンエアは事前座席指定が出来ます。
指定しない場合は、空港でチェックイン時に無料で希望を聞いてくれます。
ただし、早めにチェックインしないと席の指定が埋まってきて席の希望が通らない可能性があります。
タイライオンエアが利用するターミナルについて
2019年8月現在、タイライオンエアの日本の定期便就航地は東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、福岡です。この都市の全てがバンコク/ドンムアン空港との路線になります。
この中で国際線のターミナルが複数あるのは東京/成田、大阪/関西だけになります。
成田空港は第1ターミナル
タイライオンエアは成田空港の第1ターミナルを使用しています。
タイライオンエアはLCCですが、LCC専用の第3ターミナルを使用していませんので、間違わないように注意しましょう。
また、成田空港第1ターミナルの出発ロビーは3F、到着ロビーは1Fです。
関空は第1ターミナル
タイライオンエアは関空の第1ターミナルを使用しています。
タイライオンエアはLCCですが、LCC専用の第2ターミナルを使用していませんので、間違わないように注意しましょう。
また、関空第1ターミナルの出発ロビーは4F、到着ロビーは1Fです。
チェックイン開始時間と締切時間
タイライオンエアのチェックイン開始時間
出発時刻の3時間前からチェックインカウンターがオープンします。
タイライオンエアのチェックイン締切時間
出発時刻の1時間前にチェックインカウンターがクローズします。
タイライオンエアの国際線はウェブチェックインが出来ない
タイライオンエアからウェブチェックインが出来る旨のメールが送られてきますが、タイライオンエアの国際線ではウェブチェックインが出来ません。
タイライオンエアまとめ
- タイライオンエアの安全性の評価は5/7点
- LCCタイライオンエアの安さの秘密はコストカットと効率化
- ネットの評判はLCCを理解していない人は低評価をつけている
- 機内持込手荷物は7Kg
- 預け荷物は無料ではなく有料で1kgから購入できる
- 座席指定は出来るが、しなくてもチェックイン時に希望を聞いてくれる
- 成田空港は第1ターミナル
- 関空は第1ターミナル
- チェックイン時間は韓国行き3〜1時間前まで、グアム行きは3〜2時間前まで
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