スクートビズにしようか悩んでいました。
スクートビズはおすすめですか?
高いお金を払う価値があるか悩んでいます。
シートはどうですか?
食事や荷物は?
料金はいくらくらいですか?
年間フライト回数30回以上の僕が、こういった疑問にお答えします。
この記事のポイント
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スクートビズは高いお金を払う価値があるのか
スクートビズはエコノミークラスにプラスして払ってでも、グレードアップする価値があります。もちろん、料金よりも快適さを重視する方のみです。
スクートビズはエコノミーとどの辺が違ってくるのか説明しますね。
スクートビズのメリット
- シートが広い。前後のピッチ38インチ(約96cm)、幅22インチ(約56cm)。
- リクライニングが深くまで倒れる6インチ(約15cm)ので眠りやすい。
- 疲れない。
- 受託手荷物30kgまで無料、機内持ち込み手荷物15kgまで。
- ウェルカムドリンク。
- 機内食は食事1食、ドリンク1本無料。
- エンターテイメントサービス。
- 優先チェックイン。
- 優先搭乗。
- 優先降機。
- シートに電源あり。
スクートビズのシート
スクートビズの席は広い。
前後のピッチ38インチ(約96cm)、幅22インチ(約56cm)。
スクートビズは、ANAのプレミアムエコノミーの席と同等のスペックです。広くてかなり快適でした。
スクートのエコノミー席は前後のピッチ31インチ(約79cm)、幅18インチ(約46cm)。
スクートのエコノミークラスの席は、ANAなどのレガシーキャリアのエコノミー席と、同等のスペックです。LCCの短距離路線で使われているナローボディ、A320やB737と違ってシート間隔をゆったり目にしています。
狭さは全く感じません。
リクライニング
スクートビズのリクライニングは6インチ(約15cm)で深めに倒れますが、フラットにはなりません。
リクライニングに関しては、エアアジアのプレミアムフラットベッドの方が、フラットに近い状態まで倒れて快適です。
ただし、エコノミークラスよりは深く倒れて快適なので、寝やすいのは間違いありません。
疲れなかった
普段LCCのエコノミークラスにばかり乗っている僕からすると、スクートビズはかなり快適でした。
5時間ちょっとかかる成田からバンコクへのフライトでも、疲れ方が違います。
受託手荷物30kg、機内持ち込み手荷物15kg
スクートビズの荷物は、受託手荷物30kg無料、機内持ち込み手荷物15kgまで持ち込みOKです。
エコノミークラスが、無料受託手荷物なし、機内持ち込み手荷物10kgまでなので、結構差が大きいですね。
機内持ち込み手荷物15kgまであれば、受託手荷物として預ける必要もなさそうです。
でもせっかくなので、受託手荷物も使いたいところです。受託手荷物優先受け取りサービスもあるので、受託手荷物待ちもなさそうです。
ウェルカムドリンク
ミネラルウォーターですが、ウェルカムドリンクがあります。
スクートでは飲食物の機内への持ち込み禁止になっているので、喉が渇いたら機内販売で購入しないといけないんです。
だから、ウェルカムドリンクサービスは嬉しいですね。
機内食は食事1食、ドリンク1本無料
スクートビズでは機内食1食とドリンク1本が無料で付いてきます。
機内食は事前予約することによって約1,800円のプレミアムセレクトを選ぶことができます。
ドリンクはアルコールを含むドリンク1本無料です。
飲み物に制限があるところが、頼み放題のレガシーキャリアと違うところですね。
機内エンターテイメントサービス「スクートTV」
スクートビズではエンターテイメントサービスが無料です。
ただし、スクートの場合は、各シートにモニターが付いているわけではなく、自分のデバイス(スマホ・ノートPC)を使って「スクートTV」を楽しむ。
ノートPCはwebブラウザのプラグインを落として使う。Androidはアプリを落として使う。
ただし、iOS(iPhone)は搭乗する前に、事前にアプリをダウンロードしておかないと使えない。
スクートTVは映画の種類は豊富だが、日本語字幕または日本語吹き替えに対応していないので、英語で映画を見ることができないほとんどの日本人には、映画を楽しめない。邦画が少しだけあるので、邦画を楽しむことは可能。
スクートVはエコノミークラスでは有料で使うことができる。
優先チェックイン
スクートには優先チェックインが付いている。エコノミークラスとは別レーンで待つことなく、優先的にチェックイン可能で、快適でスムーズにチェックインできる。
スクートではwebチェックインもできるが、圧倒的カウンターでのチェックインをする人が多いので、エコノミークラスのチェックインは混み合うことがある。
優先搭乗
スクートビズでは優先搭乗が出来る。
搭乗開始になったら、まず、スクートビズの乗客から搭乗できるので、あの長い列に並ばなくていいので、楽です。
優先降機
スクートには優先降機もあります。目的地に到着後優先的に飛行機から降りられます。
実を言うと、バンコクに行くときはこれが結構重要です。なぜかと言うと、スクートはバンコクのドンムアン空港に到着するんですが、ドンムアン空港の入国審査が混むんです。中国からのフライトと重なったりすると、1時間待ちもありえます。
なので、スクートの便が到着したら、いち早く入国審査の列に並ぶことをおすすめします。
少なくともスクートのエコノミークラスの乗客より、前に並ぶことができます。
シートに電源あり
スクートビズのシートには電源があり、無料で使えます。
パソコンやタブレット、スマホの充電に使えるので便利です。
エコノミークラスにも電源が設置してありますが、エコノミークラスでは有料です。
スクートビズでも有料のサービス
- Wi-fi
- ブランケット
- 追加の食事やドリンク
機内Wi-fi
スクートでは機内Wi-fiが使えます。
これはスクートビズでも有料です。
速度はめっちゃ速いわけではないですが、SNSをあげたり、LINEしたりは出来ます。
機内Wi-fiの料金プラン
プラン | データ量 | 搭乗まえに購入時の料金 | 機内で購入時の料金 | 特徴 |
ツイート20 | 20MB | 4.99USドル | 5.99USドル | メッセージやテキスト利用。
速度は64kpbsと遅い。 |
サーフ80 | 80MB | 14.99USドル | 16.99USドル | ネットサーフィンやSNS利用に。
機内でSNSあげたらタイムリー! |
インダルジ200 | 200-MB | 29.99USドル | 32.99USドル | ネットサーフィン、音楽ストリーミングサービス利用など。 |
ブランケット
スクートはLCCなので、ブランケットの無料貸し出しがありません。
スクートビズでも無料貸し出しがなく、ブランケットが必要な場合は購入する必要があります。
機内販売で、スクートオリジナルブランケットが売られています。
料金は15シンガポールドル(約1,200円)です。
スクートの機内は結構寒いので、長袖シャツや羽織るものがないと、風邪を引くレベルで寒いです。
ブランケットを買いたくない方は、防寒着を持参しましょう。
追加の食事やドリンク
スクートビズでも、追加の食事やドリンクは全て有料で、機内販売を利用することになります。
この辺が、レガシーキャリアより劣るところです。
ただし、その分、フライトの料金が安くなっているので、必要ならば購入しましょう。
スクートビズを安く購入する方法
スクートビズを安く購入する方法は、「BID4BIZ」という入札方式のアップグレードサービスがある。
エコノミークラスで購入した場合で、スクートビズに空きがある場合、メールにて「BID4BIZ」の案内が送られてきます。
説明文(英語)を読んだら、自分の支払ってもいい金額を選択して、進みます。
支払いはクレジットカードになります。
実際に入札で落とせた時だけ、支払いが発生し、入札で落とせなかった場合は、一切支払いが発生しません。
なので、自分がこれだったらスクートビズに、払ってもいいかなって思う金額を選択すれば良いと思います。
最低金額は9,500円からでした。
僕は最低金額の9,500円で 入札しました。
閑散期だったこともあり、入札が成功し、無事スクートビズが手に入ったんですが、、、
その前のフライトが遅延し、乗り継げなくて、あえなく捨てました。
「BID4BIZ」は払い戻し負荷なので、9,500円無駄になりました。
スクートビズまとめ
メリット
- シートが広い。前後のピッチ38インチ(約96cm)、幅22インチ(約56cm)。
- リクライニングが深くまで倒れる6インチ(約15cm)ので眠りやすい。
- 疲れない。
- 受託手荷物30kgまで無料、機内持ち込み手荷物15kgまで。
- ウェルカムドリンク。
- 機内食は食事1食、ドリンク1本無料。
- エンターテイメントサービス。
- 優先チェックイン。
- 優先搭乗。
- 優先降機。
- シートに電源あり。
デメリット
- Wi-fiが有料
- ブランケット貸し出しなし(ブランケットの販売のみ)
- 追加の食事やドリンクが有料
コメント
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