今回は、だいぶ浸透してきたLCC(格安航空会社)のスクートについて書きますね。
スクートってあんまり名前も聞いたことない航空会社だけど、大丈夫かなぁ
LCCってどうなの?
スクートの口コミと評判が知りたい。
スクートを実際乗った人のレビューが見たい。
こういった疑問に、年間フライト回数30回以上の僕が、お答えします。
この記事でわかること
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スクートとは
LCCのスクートは、シンガポールが拠点の格安航空会社です。ちなみに、レガシーキャリアのシンガポール航空のグループです。
2011年に長距離国際線を運行するLCCとして設立。
2012年から、東京/成田から台北/桃園経由でシンガポールまでの路線を就航。
2019年8月、東京/成田〜バンコク/ドンムアン、関空〜バンコク/ドンムアン、関空〜高雄、札幌〜台北/桃園を運行している。
関空〜ハワイ/ホノルル線は2019年5月で撤退。
スクートのネットの口コミと評判まとめ
日本では割とお馴染みになってきたスクートですが、LCCではエアアジアが圧倒的な知名度と地位を確保しています。
なので、普段飛行機に乗らない人にとっては、スクート?なにそれ?ってなると思うんです。
ネットの口コミと評判
- 機内食付いていない。食べる食べない自分で選べるのは良い。
- 機内は寒いがブランケットの無料貸し出しなし。防寒着持参する必要あり。
- シートは狭すぎることはなかった。(成田〜バンコク〜シンガポール線)
- フライト変更になっても、メール連絡等一切なし。
- シートのリクライニングが壊れていた。
- 座席指定をしないと二人で予約してもバラバラの席になる。
- B787は綺麗で、175cmでも十分なシートピッチだった。
- 飲食物の機内持ち込み禁止で、チェックも厳しい。
- 遅延が頻繁にある。
- 移動だけならコスパが良い。
- 電話サポートは、日本語を話す外国人で意思疎通が微妙。
- イヤホン・モニターなしで機内は退屈。自分で用意する必要あり。
- フライトキャンセル・変更時に返金を要求したら、返金まで4週間ほどかかって、遅い。
- 電源コンセントは付いているが、エコノミーは有料。
- CAに日本人なし。英語での対応。
関空〜バンコク/ドンムアン線の搭乗レビュー
2019年5月に関空からバンコク/ドンムアン空港への便でスクートを利用しました。
フライト情報
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関空でのスクートのチェックインは、第1ターミナル4階Hカウンター。
出発時刻の3時間前のチェックイン開始直後に、チェックインカウンターに行ってみると、びっくりするくらいチェックインの並び列がない。ガラガラ。
もしかして、全然売れていない?
ただ、スクートはウェブチェックインもあるので、そのせいかもしれない。
パスポート出して、チェックイン手続き。Eチケットを提示しろとは言われなかった。今まで言われたことないけど。
預け荷物があったので、スーツケースを預ける。機内持ち込みのカバンは、特に重量チェックとかもない。まぁスクートの機内持ち込み手荷物の制限は、10kgまでOKだしね。
紙の搭乗券をもらい、パスポートを返してもらう。
時間に余裕があるので、一つ下の階のレストランへ。お目当ては「ぼてじゅう」っていう鉄板焼き、お好み焼きのレストラン。
プライオリティパスを持っていて、搭乗券を見せると3,400円まで無料で食事ができるという、すごいサービス。
満腹になるまで食べて、エアサイドへ。
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保安検査と出国審査
保安検査も出国審査も混んでいませんでした。さっと抜けてエアサイドへ。
シャトルトレインに乗って、中間駅で降りて搭乗ゲートへ行きました。
搭乗開始時間をちょっと過ぎてから行ったのですが、お客さんが全然いません。この時に気付きましたが、今回のフライトの乗客全然いませんでした。
搭乗
搭乗率2割程度ですかね。
これじゃあ、関空〜バンコク/ドンムアン線は廃止になるわけです。
そう、2019年9月から関空〜バンコク/ドンムアン線は運休が確定しています。
機内
定刻で無事離陸し、10分ほどで安定飛行に入り、シートベルト着用サインが消えました。乗客は各自散らばって、一人1列3席独占できます。
みんな横になって足を伸ばして寝ていました。これならかなり快適に過ごせます。
シートは前後のピッチが31インチ約78cmと、レガシーキャリアとほぼ変わりなし。結構広く感じるので、ストレスは有りません。
LCCだからと言って、全てのLCCフライトが狭いわけでは有りませんよ。
機内ではタイの入国カードが配られます。機内で書いておいたほうが、空港で時間を取られずに済みます。特にドンムアン空港は中国人観光客の急増で、いつもイミグレが混んでいます。
機内で記入するためにペンを持ち込むと良いです。
あとは持ち込んだノートパソコンで仕事して過ごしました。これからタイで思いっきり遊ぶので、機内でも仕事をしてました。
あっという間のフライトでした。
スクートの感想
ボーイング787は中型機で狭くありません。ボーイング787は天井も高く、狭さは感じなかった。また、ボーイング787は加湿機能が付いているので、機内が過度に乾燥することもないので、助かりました。
普段だと機内ではマスクしていないと、喉がやられます。ですが、スクートの便はボーイング787なので、乾燥が酷くなく快適に過ごせます。
座席にモニターがないとか、電源がないとか特に不満はなかった。
料金も12,000円で受託手荷物20Kg込みなので、コスパ最強です。
この値段なら、また利用しようと思います。
スクートとノックスクートの違い
スクートとノックスクートはグループ会社です。お互いの公式ホームページでも両方の便が表示されて予約が可能だが、使っている機材が違うので微妙に違いがあります。
比較してみますね。
ノックスクート | 項目 | スクート |
スクートより若干安い | 値段 | スクートより若干高いか同じ |
ボーイング B777-200 | 使用機材 | ボーイング B787-8 |
17年ほど使用した中古機材で古い | 新しさ | 新しい |
スクートビズのみあり エコノミークラスはなし |
電源 | 全席あり(有料) |
Wi-fiなし | wi-fi | 有料 |
酷く乾燥する | 乾燥 | それほど乾燥しない |
行き早朝発、帰り夜行でバンコクに長く滞在が可能 | 関空〜バンコクのスケジュール | 行きバンコク着が22時と遅い。 |
そこまで大きな違いはありませんが、エコノミークラスの電源の有無とスケジュールの違いでしょうか。自分のスケジュールに合うフライトを選べば良いかと思います。
コメント
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