今回はティーウェイ航空の事故についての記事です。
韓国のティーウェイ航空を利用しようと思っています。
- ティーウェイ航空のチケットの値段が安いけど、事故が起こりやすい?
- ティーウェイ航空の過去の事故は?
- ティーウェイ航空の安全性は?
年間フライト回数30回以上の僕が、こういった疑問にお答えします。
この記事のポイント
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ティーウェイ航空の過去の事故歴
2006年11月、前輪が外れる事故
ティーウェイ航空前身の韓星航空時代に、済州国際空港にて前輪が外れる事故を一度起こしている。
2019年5月、乱気流によりCAが骨折する事故
2019年5月2日、仁川空港発成田空港行きのTW201便 ボーイング737-800が着陸時に乱気流に巻き込まれ、CA1名が骨折する重傷を負った。
ティーウェイ航空の貴重は、義務である当日報告を国交省にせず、翌日の5月3日に報告。報告が遅れたとして、国交省から指導を受けた。
国交省は航空機事故に認定した。
成田空港周辺の同じ時間帯では雷注意報が発生していた。発生していた。アリタリア航空も乱気流に巻き込まれ、CA3名が怪我をする事故が発生していた。
ティーウェイ航空は死亡事故を起こしていない
ティーウェイ航空は、過去一度も死亡事故を起こしていません。
2度の事故は起こしているものの、人命に関わるような重大事故には至っていません。
ティーウェイ航空の安さは事故に繋がっていない
ティーウェイ航空のチケットが安いから怖いという声をたまに聞きますが、安全をおろそかにしているから安いのではありません。
- ダイナミックプライシングによって、空席が多いチケットは安く、空席が少ないチケットは高く販売している。
GW、お盆、年末年始にはチケットが何倍にも高騰します。 - 使用機種を統一することにより、パイロットや整備士の教育費を低減、機体の部品の在庫も少なくて済む。
- ANAなどのレガシーキャリアより座席数を増やすことにより、一度に運べる乗客数を増やしています。その分シートが狭くなります。
- モニター、USBコンセントなどの機内設備を省いて簡素化。
- 機内食、ブランケット・枕などの無料サービスの廃止し、その分チケットを安くできる。また、サービスにかかる人員削減も可能。
- 駐機時間を短くすることで、航空機の稼働率を上げる。ただし、遅延の原因に繋がる。
- チケット販売をネット予約のみにして、視点や窓口の人件費を削減。
- 人気の空港を避ける。都心に使い空港を避け、空港着陸料が安い空港を利用する。
- 採算が取れる路線だけに絞る。乗客の利便性のためにレガシーキャリガが運航しているような赤字路線は作らない。
こういった経営努力によって、ティーウェイ航空のチケットは安くなっています。安全検査などを省いているわけではなく、チケットが安いLCCだから事故が多いのではというのは間違いです。
ティーウェイ航空の安全評価
航空会社の安全性の格付けランキングを行なっているAirlineRatings.comのティーウェイ航空の評価をみてみましょう。
評価は7点満点です。
航空会社 | ’14 | ’15 | ’16 | ’17 | ’18 | ’19 |
ティーウェイ航空/T’way Airlines(韓国) | 5 | 5 | 5 | 5 | 7 | 7 |
’18年からは2年連続7点満点の評価を受けています。
ティーウェイ航空の事故歴・安全性まとめ
- ティーウェイ航空は脂肪重大事故を起こしていない。
- ティーウェイ航空の安さは経営努力によるもので、安全性を省いたものではない。
- ティーウェイ航空は安全評価7点満点を2年連続受けている。
以上の理由から、ティーウェイ航空は安全性が高いと言えます。
韓国やグアムへ行く際の航空会社候補の一つにティーウェイ航空を入れても良いと思います。
LCCならチケット料金も安価です。
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