ノイズキャンセリング機能が付いたワイヤレスヘッドホンを買おうと思ってます。Bose Noise Cancelling Headphones 700(以下NC700)か
QuietComfort 35 wireless headphones II(以下QC35 II)
のどちらが良いか教えてください。
- どっちがおすすめ?
- ノイズキャンセリングは?
- 着け心地は?
- 音質は?
- バッテリーは?
- 価格は?
- ペアリングは何台できる?
- 会話に向いているのは?
- 充電時間は?
- デメリットは?
NC700 vs QC35 IIスペック比較
まずは二つを比較してみましょう。
項目 | Bose NC700 | Bose QC35 II |
ノイズキャンセリング | 11段階で調整可能(外音取込有) | 3段階(High/Low/Off) |
装着感 | 長時間つけていても疲れない | 良好 |
音質 | バランスが良い QC35 IIより進化 |
バランスが良い |
コーデック | AAC,SBC | AAC,SBC |
バッテリー | 20時間 | 20時間 |
クイック充電 | 15分で3.5時間 | 15分で2.5時間 |
デザイン | 高級感あって、シームレスで近未来的 | 従来のデザイン |
マルチペアリング | 2台同時OK | 2台同時OK |
音声通話 | 自分の声を拾って、周囲の音をキャンセリング | マイク性能は秀逸 |
操作性 | タッチコントロール | 物理ボタン |
とっさの会話に音楽停止と外音取込 | 会話モード | なし |
ワイヤレスの距離 | 10m | 9m |
USB | USB Type-C | USB Micro-B |
重さ | 254g | 234g |
価格 | 46,750円 | 33,000〜35,000円 |
一つ一つの性能ごとに比較していきましょう!
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの強さ
ノイズキャンセリングの強さはNC700の方が上です。
ノイズキャンセリングのレベルを最高の10にすると、静寂さが違います。音楽なしでもかなりの雑音が消されます。さらに音楽をかけると周りの音や話し声は一切気にならなくなります。
ノイズキャンセリングの進化はすごいです。
ノイズキャンセリングの調整
QC35 IIはノイズキャンセリングの調整が3段階(High/Low/Off)です。
NC700では11段階のノイズキャンセリングレベルが選べます。アプリ上で設定した3つのお気に入りのレベルを、ボタンで切り替えが可能です。
また、0にすると外部音取り込みになって、音楽を聞きながら、周りの音をマイクで拾ってしっかり聞こえるようにしてくれます。これはQC35 IIになく、周りの音を聞き逃したくない時に便利です。
着け心地
着け心地はNC700の方が良く感じます。
NC700はイヤーカップの伸縮が無段階で調整できるようになったので、自分にぴったりなサイズに調整が可能です。
長時間使用しても疲れません。
ただし、装着感は個人差があると思います。
音質
音質はQC35 IIからNC700でパワーアップした印象。
NC700はボーカル音、中高音の抜けが良く、バランスがさらに良くなった印象。
NC700はどんな音楽でもオールマイティーに聞くことができる。
バッテリー
バッテリーは両機とも20時間の連続使用可能で差はありません。
クイック充電
クイック充電はNC700が優れている。
NC700:15分で3.5時間の連続再生
QC35 II:15分で2.5時間の連続再生
フル充電
フル充電はNC700の方が時間がかかる。
NC700:2時間30分でフル充電
QC35 II:2時間15分でフル充電
デザイン
デザインはNC700が従来のヘッドホンのデザインを打ち破りました。
シームレスなデザイン、近未来的なスタイリッシュなフォルム、ゴツさを感じさせません。
本当に見て目が美しいのがNC700です。
QC35 IIは今まで通りの「ザ・ヘッドホン」なデザインで、少し安っぽさがあります。
音声通話
音声通話ではNC700が圧倒的な性能を持っています。
NC700は搭載された4マイクシステムで、周囲の雑音をキャンセリングしつつ、ユーザーの声だけをクリアに拾います。
カフェや周りがうるさい外などで通話する時、周囲の騒音を相手に聞かせることなく、自分の声をクリアに届けます。
通話やオンラインミーティンが多いビジネスマンには大変便利な機能です。
QC35 IIもユーザーの声をクリアに拾いますが、周辺の雑音はキャンセリングする機能はないので、周囲の音が相手に良く聞こえてしまいます。
操作性
NC700にはタッチコントロールがついています。
スマホのようにスワイプしたり、ダブルクリックや長押しで、直感的に操作ができます。
QC35 IIは物理ボタンでの操作になります。
両機とも、スマホを取り出さずに、曲の再生・停止、曲送り・戻し、音量の調整が可能。
ノイズキャンセリングの切り替えと音声アシスタントの呼び出しもヘッドホンで可能。
ただし、NC700はノイズキャンセリングの切り替えと音声アシスタントができますが、QC35 IIはノイズキャンセリングの切り替えと音声アシスタントのどちらか1つの機能だけをボタンに割り当てることができます。
とっさの会話
NC700にだけに搭載された機能で「会話モード」があります。
左イヤーカップのボタンを長押しすると、音楽停止と外部音取り込みモードになります。
とっさに話しかけられた時に便利な機能です。
この機能はQC35 IIにはない、NC700だけの機能です。
マルチペアリング
マルチペアリングは両機とも2台同時にBluetooth接続可能です。
PCとスマホなど、Bluetooth接続を切断することなくデバイスの停止と再生だけで、2つのデバイの音楽や動画を楽しめます。
ワイヤレスの距離
NC700が10m
QC35 IIが9m
NC700の方が若干ワイヤレス接続の距離がのびました。
USB
使用するUSB規格は異なります。
NC700がType-C
QC35 IIがMiro-B
MacBookやスマホを中心にType-Cが普及しつつあります。Type-Cは電力供給量も大きく、これからの主流になってくるでしょう。
重量
重量はQC35 IIの方が20g軽くなっています。
NC700が254g
QC35 IIが234g
価格
価格はQC35 IIの方が1万円以上安く購入できます。
NC700が46,750円
QC35 IIが33,000円前後
Boseの製品はBose公式かAmazonから購入すれば、30日間返金保証がついています。
Bose NC700の特徴
- ボタン一つでノイズキャンセリングの設定値を素早く変更できる
- 会話モードでとっさの会話も素早く対応できる
- シームレスでスタイリッシュなデザイン
- イヤーカップは快適な装着感で長時間使用でも疲れない
- 11段階のノイズキャンセリングでシーンに合わせて使い分け可能
- 音質はバランスの取れた音
- 通話時、自分の周りの音もノイズキャンセリングされて騒がしい場所でも快適にコミュニケーションが可能
- タッチセンサー採用で直感的にコントロール可能
- 20時間連続使用可能
Bose QC35 IIの特徴
- ノイズキャンセリングで周りの雑音をシャットアウト
- 人の声は適度にノイズキャンセリングしていて、話しかけられたら気づくレベル
- ノイズキャンセリングは3段階の強さが選べる
- コードが邪魔にならないワイヤレスヘッドホン
- 長時間使用しても疲れないデザイン
- バランスの良い音質
- バッテリーはワイヤレスで20時間、有線で40時間使用可能
- Googleアシスタント搭載で話しかけることができる
- マルチペアリング対応で2台同時接続可能
Bose NC700がおすすめな人
- ビジネスユーザーなど通話やオンラインミーティングをする人
- 長時間使用しても疲れないヘッドホンを探している人
- かっこいいデザインのヘッドホンが欲しい人
- PCとスマホなど2台を使って音楽や動画を楽しむ人
- クリアな音質でバランスの良いサウンドが好きな人
Bose QC35 IIがおすすめな人
- コスパがいいノイズキャンセリングヘッドホンを探している人
- ノイズキャンセリングで作業に集中したい人
- PCとスマホなど2台を使って音楽や動画を楽しむ人
僕のBose NC700はおすすめ
僕は値段はちょっと高くなりますがNC700をおすすめします。
理由は長時間使った時の疲れ具合、デザイン、音声通話でのマイクの性能が素晴らしいからです。
4万円以上する高い買い物ですが、とっても満足しています。
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