- ガーミンのスマートウォッチを買おうと思っています。
- ランニングで使用したい。
- ランニング中はスマホを持ちたくない。
- ランニング中の決済に使いたい
それだったら、ForeAthlete645musicかvivoactive4あたりがおすすめです。
- ForeAthlete645musicかvivoactive4比較してどっちがいいか知りたいなぁ
- ランニングの計測は?
- バッテリーの持ちは?
- キャッシュレス決済は?
- 値段は?
この記事では、こういった疑問にお答えします。
僕はランナー歴15年、さらにガーミンを多数使用してきました。
- ForeAthlete 645 music
- ForeAthlete 245 music
- ForeAthlete 45
- vivoactive 4
現在は、ForeAthlete645musicとvivoactive4のガーミンウォッチを持っています。2つを使いながら、比較してきたました。
ランナー目線でそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
- この記事ではガーミンのForeAthlete645musicとvivoactive4を比較
- ガーミンvivoactive4のメリット・デメリット
- ForeAthlete645musicのメリット・デメリット
- 性能別にガーミンvivoactive4とForeAthlete645musicを比較
この記事を読むと、ForeAthlete645musicとvivoactive4のメリットとデメリットがわかります。
そして、どちらを購入すれば良いか明確になります。
結論:ガーミンvivoactive4がおすすめ
先に結論を言っちゃうとvivoactive4が圧倒的におすすめです。
vivoactive4がおすすめな理由はいくつかあります。
- 値段が安い
- Garmin PayでSuicaが使える
- タッチスクリーン+物理ボタンで操作しやすい
- 豊富なライフログ
- 位置情報にGalileo対応
まずvivoactive4は、ForeAthlete645musicより値段が1万円以上安いので購入しやすいです。
両方ともキャッシュレス決済「Garmin Pay」を搭載していますが、vivoactive4はSuicaを使えますが、ForeAthlete645musicはSuicaが使えません。
vivoactive4は、タッチスクリーンと物理ボタン2つで操作もしやすいです。
タッチスクリーンはランニング中の操作が難しいかなと思いましたが、特に問題なく使えます。
vivoactive4は、ForeAthlete645musicより豊富なライフログをモニタリングしてくれます。
vivoactive4は、位置情報にGalileo対応が対応しています。
vivoactiveとForeAthleteの違いは?
そもそも、vivoactiveとForeAthleteの違いってなんでしょうか?
ForeAthleteシリーズはランニング用
まず、ForeAthleteシリーズから説明します。
ForeAthleteシリーズはランニング用GPSスマートウォッチです。上位機種になるとランニング以外にもスイム、バイクなどいろいろなスポーツに対応しています。
vivoactiveはスマートウォッチ
vivoactiveは日常使いのvivoシリーズのスポーツ対応モデルです。
vivoシリーズはスポーツより日常で便利に使うスマートウォッチ的な立ち位置で、アナログ時計とディスプレイが融合したモデルなどビジネススタイルでも使いやすいデザインになっています。
ただし、今回紹介する最新のvivoactive4では、スポーツ機能もかなり充実しているので、ランニングなどのアクティビティの記録で十分使えます。
ガーミンvivoactive4とForeAthlete645musicの共通機能
- GPSでランニングの距離、スピード、ペース、心拍数など計測
- バッテリーはフルマラソンでもOK
- GPS+みちびきで素早い位置補足と精度の高さ
- 光学式心拍計搭載
- 音楽内蔵でスマホなしで曲が聴ける
- Garmin Pay搭載
- スマホと連動、通知機能でメッセージも読める
- ライフログのモニタリング
- 5ATMの防水性能
- シンプルなデザインでスーツにも似合う
- VO2 Max測定可能(最大酸素摂取量)
- ガーミンコーチ機能
- リカバリーアドバイザー
- セーフティ&トラッキング機能
GPSでランニングの距離、スピード、ペース、心拍数など計測
vivoactive4とForeAthlete645music共に、ランニング計測に必要な基本性能は備わっています。
距離、時間、心拍数、ラップ距離、ラップタイム、ラップペースなど、ランニング中は常にチェックできます。
ランニング後はアプリ「Garmin Connect」ではより詳しくランニングの結果をチェックできます。
ペース(平均、最高)、速度(平均、最高)、心拍数(平均、最大)、ピッチ(平均、最大)、ストライド、高度、消費カロリー、1km毎のラップタイムなどをアプリで振り返れます。
バッテリーはフルマラソンでもOK
vivoactive4 | ForeAthlete645music | |
スマートウォッチモード | 最大5日間 | 最大7日間 |
GPSモード | 最大18時間 | 最大14時間 |
GPS+音楽モード | 最大6時間 | 最大5時間 |
バッテリーの持ちは両方共、GPSモードで十分持ちます。
音楽聴きながらのランニング計測だと、5or6時間なので、フルマラソンでこの時間内に走りきれるか自信が無い人は、始終音楽を聴いているのはやめましょう。
GPS+みちびきで素早い位置補足と精度の高さ
両機種共GPSに加えてみちびきに対応しています。
みちびきは、常に日本のほぼ真上にあり、GPSの補完機能をもっていてより精度の高い測位が可能です。
アクティビティ前のGPS捕捉スピードも早く2〜5秒程度で完了します。
光学式心拍計搭載
両機種共、光学式心拍計を搭載しています。心拍数を常時計測できます。
音楽内蔵でスマホなしで曲が聴ける
両機種共、最大500曲まで音楽を保存できます。
スマホを持っていなくても、Bluetoothイヤホンがあれば、音楽を楽しむことができます。
Spotify、AWA、Amazon、LINE Music、KKBOX、DEEZER、IHEARTRADIO(日本未対応)、iTunesのデータを同期可能
Garmin Pay搭載
両機種共、Garmin Payに対応しています。
このガーミンウォッチでキャッシュレス決済が可能です。
ただし、2つにはSuica対応・非対応で違いがあります。
vivoactive4 | Garmin PayのSuicaも対応 |
ForeAthlete645music | Garmin Pay visaタッチ決済のみ(Suica非対応) |
ForeAthlete645musicが対応しているvisaタッチ決済ははっきり言って使い物になりません。
Garmin Pay対応のvisaタッチ決済は3つの特定デビットカードしか対応しておらず、さらに、利用可能な店舗かなり少ないです。
ローソン、マクドナルド、IKEYA、すき家、はま寿司、TSUTAYAなど。
ランニング中に用事があるのはローソンくらいだ(笑)
主にランニング中に財布を持っていない時に使うことになるのに、コンビニもローソンだけなのは、非常に不便です。
しかも決済もクレジットカードが使えず、
- 三菱UFJデビットカード
- ソニー銀行デビットカード
- ジャパンネット銀行デビットカード
の3つしか対応していません。
ガーミンでキャッシュレス決済を使いたいなら、Suica対応のvivoactive4が絶対便利です。
スマホと連動、通知機能でメッセージも読める
両機種共、スマホと連携できます。
スマホの通知はガーミン側にバイブで知らせてくれます。
LINE・メールなどのメッセージをガーミンウォッチで読むことができます。
いちいちスマホの画面をチェックしなくても、時計をチラ見すれば、なんの通知かわかるので、時短になります。
PC作業中や誰かと話している時でも、チラッと時計を見ればなんのメッセージかわかるから便利ですよ。
ライフログのモニタリング
両機種共、いろんなライフログが見えます。
- 心拍数
- 歩数計
- ストレスレベル
- 睡眠(時間、レム睡眠、ノンレム睡眠)
- ムーブバー
- 消費カロリー
- 上昇階数
- 移動距離
5ATMの防水性能
両機種共、 5ATMの防水性能があります。
5ATMは、水深50mに相当する圧力に対応しています。
シンプルなデザインでスーツにも似合う
vivoactive4とForeAthlete645music共に、シンプルなデザインなので、黒のカラーを選べば、スーツでの合います。
VO2 Max測定可能(最大酸素摂取量)
両機種共、VO2 Max(最大酸素摂取量)測定可能です。
VO2 Maxは有酸素フィットネスの偏差値になります。
VO2 Maxの数値が100に近いほど、フィットネスレベルが優秀と言えます。
ガーミンコーチ機能
ガーミンコーチを利用すれば、バーチャルのパーソナルコーチがあなたのトレーニングをサポートしてくれます。
3人のコーチの中から好きな人を選べます。
リカバリーアドバイザー
リカバリーアドバイザーは、トレーニングが終わった後に体力が100%近くまで回復する時間を表示してくれます。
効果的なトレーニングのために、適切なリカバリー時間をとる必要があります。
ワークアウト後にどれくらいの時間休むべきかわかるので、効率的なトレーニングができ、怪我がしにくくなります。
セーフティ&トラッキング機能
両機種ともセーフティ&トラッキング機能を搭載しています。
転倒などの衝撃を時計が感知し、あらかじめ登録しておいた連絡先へ、位置情報と共にメッセージを送る機能。
または、自分で「援助要請」の操作をすることで、自ら位置情報と共にメッセージを送ることもできます。
ガーミンvivoactive4だけの特徴
- Suica対応なのでお財布なしで買い物、電車に乗れる
- 動画ワークアウト
- タッチスクリーン搭載
- Body Battery機能
- 呼吸追跡
- 水分補給追跡
- 生理周期トラッキング
- ゴルフ対応
- ヨーロッパの位置情報Galileo対応
- スマートウォッチモードで最大5日間と少し短い
vivoactive4のメリット
Suica対応でお財布なしで買い物、電車に乗れる
vivoactive4の最大のメリットはSuica対応です。
お財布を持っていなくても、 vivoactive4があればSuicaで決済が可能です。
ランニング中に水分補給・栄養補給のための買い物に小銭やカードを持って走る必要が無いので便利です。
他のスイカ対応ガーミンはガーミンでSuica搭載!Garmin Pay対応でも対応機種と非対応ありをご覧ください。
動画ワークアウト
動画ワークアウトを画面に表示させることができます。
文字だけではわかりづらいトレーニングメニューも、動画で確認できるので、わかりやすいです。
タッチスクリーン搭載
vivoactive4では、タッチスクリーンで操作ができます。
物理ボタン2つと合わせて操作がしやすくなっています。
Body Battery機能
vivoactive4はBody Battery機能がついています。
自分の体力を数値で確認ができます。
アクティビティをすると消費され、休憩・睡眠をとると回復します。
仕事終わりにワークアウトをする体力が残っているかを数値で確認できます。
呼吸追跡
vivoactive4では24時間呼吸数を計測してくれます。
水分補給追跡
毎日の水分補給量をトラッキングできます。
1日の目標摂取量を設定して、必要な水分を意識して摂取することができます。
脱水症状回避に利用できます。
生理周期トラッキング
生理周期トラッキング機能を使って、周期を追跡し、生理に合わせて、トレーニングや栄養を意識することができます。
男性の僕には関係ないので使ってません。
ゴルフ対応
vivoactive4では、ゴルフ機能が搭載されています。
コースマップもダウンロードできます。
ヨーロッパの位置情報Galileo対応
vivoactive4では位置情報Galileoが対応しています。
GPS、GLONASS、みちびきと合わせて、より精度の高いランなどのスポーツの測定が行えます。
vivoactive4のデメリット
スマートウォッチモードで最大5日間と少し短い
vivoactive4は通常のスマートウォッチモードでの使用時間が5日間と少し短くなっています。
ただ、5日間持つので、充電を毎日する必要はありません。
ガーミンForeAthlete645musicだけの特徴
- ランニングダイナミクス測定
- 乳酸閾値
- スマートウォッチモードで7日間バッテリーが持つ
- Garmin PayでSuicaが使えない
- 値段が高い
ForeAthlete645musicのメリット
ランニングダイナミクス測定
ランニングフォームに関するデータを測定することができます。
ただし、別でセンサーデバイスが必要になります。
乳酸閾値測定
トレーニングに役立つ乳酸閾値を測定できます。
ただし、別で胸部ベルト式心拍計が必要になります。
ForeAthlete645musicのデメリット
Garmin PayでSuicaが使えない
Garmin Pay搭載なのにSuicaが使えないが最大のデメリットです。
2020年5月21日から一部のGarmin Pay対応機種でSuicaが使用できるようになりました。
しかし、結構前に発売されたこのForeAthlete645musicなど古い機種はSuica対応になりませんでした。
Garmin Payのvisaタッチ決済は使い勝手が非常に悪いので、実際使っていません。
実質、ForeAthlete645musicではキャッシュレス決済を使えないと思ったほうが良いでしょう。
値段が高い
ForeAthlete645musicは値段が高めです。
Amazonなどネットで最安値が約4.9万円ですが、もう少し安い方が購入しやすいと思いました。
ガーミンvivoactive4とForeAthlete645musicの比較
ガーミンvivoactive4とForeAthlete645musicの機能を比較していきましょう。
基本項目
項目 | vivoactive4 | ForeAthlete 645music |
|
市場価格 | 39,000円 | 48,000円 | |
バッテリー | スマートモード | 最大5日間 | 最大7日間 |
音楽+GPSラン | 最大6時間 | 最大5時間 | |
GPSラン | 最大18時間 | 最大14時間 | |
重量 | 50.0g | 42.2g | |
乳酸閾値 | × | ◯ | |
Garmin Pay | ◎Suica対応 | ◯Suica非対応 | |
気圧高度計 | ◯ | ◯ | |
コンパス | ◯ | ◯ | |
Galileo | ◯ | × | |
メタルベゼル | ◯ | ◯ | |
ボディバッテリー | ◯ | × | |
セーフティ&トラッキング機能 | ◯ | ○ |
バッテリー
vivoactive4 | ForeAthlete 645music |
||
バッテリー | スマートウォッチモード | 最大5日間 | 最大7日間 |
音楽+GPSラン | 最大6時間 | 最大5時間 | |
GPSラン | 最大18時間 | 最大14時間 |
バッテリーの持ちはほぼ互角です。
普段使いのスマートウォッチモードはForeAthlete645musicの方が長く持ちします。
GPSを使った利用時はvivoactive4の方がより長い時間、連続使用が可能です。
バッテリーの持ちはほぼ互角で、充電頻度は3〜5日に1回程度なので、気になりませんよ。
重量
重さは、ForeAthlete645musicの方が8gほど軽くなっています。
8gなら気にする必要はありません。
乳酸閾値の測定
乳酸閾値の測定は、ForeAthlete645musicのみ可能です。
ただし、別途、測定デバイスが必要になります。
Garmin Pay
Garmin Payはvivoactive4の方が優秀です。
vivoactive4はGarmin PayのSuica利用が可能です。
ForeAthlete645musicはSuica非対応です。
Suicaが使えるのはめちゃくちゃ便利です。
ランニング中に小銭をジャラジャラを音立てながら走ることもなくなりました。
ライフログ
ライフログのモニタリング・計測ではvivoactive4の方が計測項目が多いです。
- Body Battery計測
- 水分補給量
- 呼吸数
Body Battery計測は自分の体力が見えるので便利です。
位置情報計測
欧州の位置情報システム「Galileo」
vivoactive4は対応していますが、ForeAthlete645musicは非対応です。
実際、2つを両腕にはめて15kmランニングしていますが、誤差は100m〜200mほどです。
vivoactive4の方が短い距離で計測されます。
タッチスクリーン
vivoactive4はタッチスクリーン+物理ボタン、ForeAthlete645musicは物理ボタンのみです。
ランニング中はタッチスクリーンの操作はしづらいかなと思いましたが、問題はなさそうです。
バンド
バンドはvivoactive4の方が幅広です。
ForeAthlete645musicは全体に穴が空いているので蒸れにくいかもしれません。
充電
充電ケーブルも、vivoactive4の充電式は差込タイプ、ForeAthlete 645 Musicの充電接続方法はクリップ式と違いがあります。
ガーミンvivoactive4とForeAthlete645musicどっちがおすすめ?
vivoactive4がおすすめな人
- Suicaをガーミンウォッチで使いたい人
- 本体料金が安い方が良い人
- タッチスクリーンが良い人
- ライフログでいろいろモニタリングしたい人
ForeAthlete645musicがおすすめな人
- ランニングのトレーニングをしっかり行いたい人
- ランニング中〜上級者
- ガーミンウォッチでSuicaを使う予定が無い人
迷ったらvivoactive4を買えばOK
僕は圧倒的にvivoactive4が使いやすいです。
Suicaが使えるようになって、ランニングがめちゃくちゃ便利になりました。
欲しい機能を詰め込んだvivoactive4は、日常使いから、初心者〜中級者ランナーにはぴったりなモデルです。
コメント